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ぐみは色々書きたい

仕事・結婚・妊娠など…HSP気質で生きづらい女の体験談を書いてます。フリーイラストも投稿中。

超痛がり&怖がり女のドタバタ無痛分娩レポ②

こんにちは、ぐみです☺

今回は無痛分娩レポの後編になります!

 

【前回のあらすじ】
ぐみ、麻酔チューブを入れる処置の恐怖で陣痛気づかず。
めっちゃお腹痛い←イマココ

詳しくは前編の記事を見てね!

gumi-create.hatenablog.com

 

 

これが陣痛……!!

22:30


明らかに今までとは違う波のある痛み。陣痛だとハッキリ分かりました。

人って恐怖を感じると痛みに気付かないこともあるんですね…痛がり女もビックリです。

お腹が痛くなってきたことを伝え、しばらく陣痛室で耐えることに。(麻酔はもう少し子宮口が開いてから使うとのこと)

 

この時点で7分間隔くらい。

しばらく1人で痛みに耐えていると助産師さんが

『心細いだろうし、良かったらもう旦那さん呼んでもいいよ!』

と言ってくれたのでここで自宅で待機している旦那を召喚することにしました。

 

9/3(出産当日)

1:00


旦那も到着し、ひたすら陣痛に耐える時間。
痛みはどんどん強くなって来ます。

私の陣痛は下腹部の強烈な収縮と腰の骨が砕けるような痛みが同時に来る感じでした。


朝まで必死で耐えましたが声が出る程痛みが強くなり波に合わせてドバッと出血もするようになったのでナースコールをして内診をしてもらうことに。

 

『子宮口5㎝!麻酔入れましょう!』

ようやく麻酔を入れてもらえることになりました。

 

麻酔開始!地獄から天国へ…

5:30

身体の向きを変えて効きをみながら液を注入していきます。麻酔を入れてからは驚くほど痛みがひいていきました。

 

痛みは感じないものの、波が来るとお腹と腰にとてつもない圧迫感を感じるので『これはとんでもないことが起こっているな….』と思わず震えました。麻酔が無かったらと考えるとただただ恐ろしい。

しばらくはうとうとしたり、旦那としゃべったりレポを書くためのメモをとったりして過ごしていました。

 

8:00

その後お産はどんどん進み….子宮口はなんと8㎝!!

麻酔のおかげで導尿も内診もほとんど痛くなくて、『もしかしてこのままスルッと産めるのでは?』と若干余裕をかまし始めました。(特大フラグ)

 

無痛の難点、微弱陣痛現る


『うーん、順調に来てたけど進まなくなっちゃったね…』


麻酔をすると陣痛が弱くなり、お産が進まなくなることがあります。(微弱陣痛という)
麻酔が効きすぎて、陣痛が遠のいてしまったのです。ここにきて無痛分娩の欠点に苦しめられるとは。

 

お産を進めるために促進剤を打つことに。促進剤を開始してしばらくすると…….

 

!?!?!?

 

いっっってぇ!!!!

痛すぎる!!!!!


徐々に痛みが戻って来て、陣痛の苦しみリターン。
子宮の収縮に合わせてドバドバ血が出始め、破水し、あれよあれよという間に子宮口全開。
え、待って無痛でこの痛みなの?と絶望しながらいきみ開始。

 

9:50 いきみ開始


動画やSNSで情報収集した記憶を蘇らせて、必死でいきみます。

しかし、いきんでもいきんでも出てこない。(どうやら母体の通り道が狭い×赤ちゃんが大きめのダブルコンボで出てこれなかったみたい)

身体が熱く、熱を測ると38.5℃。これも麻酔の影響らしい。

 

いきみ続けること、およそ2時間半。

 

熱と貧血で意識は朦朧、痛みと疲れでで体力は消耗。終わりの見えない状況と頑張っている赤ちゃんを出してあげられない申し訳なさで涙が出てきました。

旦那と助産師さんが励ましてくれてなんとか踏ん張るものの、なかなか進まず心は崩壊寸前まできていました。

 

最終奥義、吸引分娩


12:30


母体も赤ちゃんも体力が限界まで来ていたため、吸引分娩で出すことに。

 

助産師さんと先生がワラワラ集まり、お腹を押され、赤ちゃんが引っ張られもみくちゃ状態。(しれっと切りますねーと会陰切開もされてた)
ボロボロ泣きながら、叫びながら、ただ必死でいきんでいました。

 

 

数回いきんだ後、出るよー!!と言われズルズルっと引っ張られる感覚の後…

 

 

 

ドゥルン!!!!

 

 

 

9/3 12:40息子誕生!


自分の足の隙間から見えた真っ赤な顔の我が子。 
姿を見たその瞬間、今までに経験したことないくらいに色んな感情が入り混じり、ブワッッッッッと涙が溢れました。

 

妊娠中、何百回何千回とお腹を撫でて声をかけ、待ち侘びた我が子との対面。

 

産まれたての息子はお人形のように長いまつ毛でふにゃふにゃとこっちを見ていて、『これはとんでもない天使を産み落としてしまったな….!?』と本気で思いました。(既に親バカ)

 

その後


会陰切開したところと裂けてしまったところを縫合してもらいました。
かなり深いところまで裂けてしまったようで無痛の麻酔が残ってても縫われている痛みや感覚は分かるので辛かったです。ずっと唸ってた。

出血量も多く貧血でフラフラなので車椅子で帰室し、約1日ぶりの食事を摂りました。
大きな達成感と解放感を感じながら食べるご飯は涙が出る程美味しかったです。(※この数時間後からは会陰切開の傷や胸の張り、授乳の痛みにしっかり苦しめられました☆)

 

〜出産レポfin〜

 

無痛分娩の個人的感想


メリット
  • ピークの痛みを逃せた
    これだけで家から遠い産院を選んだのもお金を払ったのも全て報われた気持ちになりました
  • 陣痛だけでなく、導尿・内診グリグリ・会陰切開や縫合の痛みも軽減された
  • 体力を温存できた
    わたしは全開になってからが長くて辛かったのでそこまで温存が出来たのは本当に良かったです
デメリット
    • 微弱陣痛になりやすい
      どうしてもお産が長引きやすいので促進剤や吸引分娩のリスクも高まると感じました
    • 副作用で熱がでることがある
      思ったより熱が上がってしんどかったので冷やすグッズを持っていって良かったです。揉んだら急速に冷えるヒヤロンはすぐに使えてとても便利でした!
  • 無痛とはいえしっかり痛い
    自然陣痛を待ってある程度子宮口が開くまでは麻酔なしで耐えたのでちゃんと痛かったです。あと麻酔してても促進剤使うと普通にめっちゃ痛い。ただこれは産院のやり方で変わるので個人差があるかと。
  • 無痛対応の病院の少なさ&金銭的負担
    わたしは休日夜間のお産になったので24時間365日無痛対応の産院を選んで本当に良かったのですが….そういったところは田舎にはほとんどないため家からの距離が遠く1時間以上かけて通うのはとても大変でした。
    費用も当然自然分娩に比べると高くつきます。(大体プラス10〜20万円といわれています)

 

結論


わたしは無痛分娩を選んで本当に良かったと思いました!!!


子宮口が全開になるまでのピークの痛みを逃せたし、出産前も陣痛が来てからも『麻酔があるからきっと大丈夫!』と思えたので精神的にも落ち着くことができました。

痛がり&怖がりの私は無痛分娩のおかげで出産を乗り越えられたといっても過言ではありません…!

しかし、良いことだけではなくデメリットもあるので悩んでいる方は良く考えて決められると良いと思います!


この記事が無痛分娩を考えている方の参考になれば嬉しいです。

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました❁


↓ほかにも色々妊娠中に役立つ情報をまとめています!

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